February 01, 2010

書評会「Rabier編Fields of Expertiseを読む」のご案内

STS Network Japan研究会:
書評会「Rabier編Fields of Expertiseを読む」

書評会の趣旨:
近年、科学者、技術者、医者、法律家などの「専門家」のあり方や役割が問い直されつつあります。Christelle Rabier編の論文集Fields of Expertiseは、専門家のあり方を歴史的に議論する若手研究者のワークショップが元になって出版されました。本書では、都市論、人類学、社会学、政治学、制度論など、多様な視点から、科学知識の生産と流通のミクロな過程に光が当てられています。本書の方法は歴史的なものですが、専門家という存在を問い直すという問題意識は、現在を生きる我々にとってもアクチュアルなものとして受け止めることができるでしょう。
書評会では、和田正法氏と野澤のコメントの後、この論文集に寄稿された隠岐さや香氏も交えて、参加者の間で自由にディスカッションすることで、「専門家」を巡る問題群を浮かび上がらせたいと考えています。

テクスト:Christelle Rabier ed., Fields of Expertise: A Comparative History of Expert Procedures in Paris and London, Cambridge, 2007.

日時:2月16日(火)15:50-17:50
会場:東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館4階407号室(東急大井町線・目黒線「大岡山駅」下車徒歩約3分)
以下の地図26番の建物です(円形のホールが目印です)。
http://www.titech.ac.jp/about/campus/o_map.html
(地図の「大岡山東・西・南地区」の部分をクリックしてください)

プログラム
和田正法氏・野澤聡からのコメント
寄稿者・隠岐さや香氏からの応答
ディスカッション

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