August 19, 2010

STS Network Japan Workshopのお知らせ

STS Network Japan Workshop
"Free discussion space for Young STSers -Contents/contexts of East Asian STS"

過去20年の間に、STS研究は日本を始めとするアジア各国で広まりを見せてきました。その後、近年では、2007年の東アジア圏における国際ジャーナルの創刊を始め国際的な協働の要請とともに、そしてアジアのSTSのコンテンツと文脈の把握、そして独自の展開といった事項への注目が高まりつつあります。そのような背景において、「アジアにおけるSTSとは?」、「アジアにはどのようなSTS研究があるのか?」、「欧米などにおける従来のSTSとの共通点・相違点はどのようなものか?」などの問いは重要な意味を持つと考えられます。今回のワークショップでは、3名からの話題提供を通じて、そのような問いについて議論を深めていければと考えております。その過程において、これまでのSTSの理論的枠組みやアプローチとアジアにおけるSTS的課題との関係性についての議論を深めることができれば幸いです。また国を超えた、特に若手のSTS関係者の間でのネットワーク形成に寄与できればと考えております。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

日時: 8月28日(土) 16:30~18:00
場所: 東京大学駒場キャンパス5号館524教室

<話題提供者>
Ryuma Shineha
"STS issues in Global/Asian contexts: Comparison of topics in STS journals"

Tsaiyen Han
"STS in Taiwan, East Asia, and the world: center-periphery issues"

So Yeon Leem
"(EA)STS Confronts "Gendered Technology": How to Analyze Plastic Surgery Culture in Korea"

August 11, 2010

STSNJ夏の学校シンポジウム「STSと創作」

今年の夏の学校では、ポピュラーサイエンスを考えるために、「STSと創作」をテーマにシンポジウムを開催することになりました。
シンポジウムの詳細が決まりましたので、お知らせいたします。

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STSNJ夏の学校シンポジウム「STSと創作」

2010年9月19日(日)14:30~18:00(予定)
総合研究大学院大学葉山キャンパス

講演:
伊藤憲二(科学史家)
 「科学論と物語:STS研究は事実と想像物をどうあつかうか」
八代嘉美(幹細胞生物学研究家)
 「フィクションは生命科学をどう描いてきたか」
東浩紀(作家・批評家)
 「『クォンタム・ファミリーズ』の二つの可能世界」
瀬名秀明(作家)
 「私は科学の小説を書き続けることで、人生で何を失い、何を得たのか」

司会:中尾麻伊香(夏の学校代表)

夏の学校〆切延長のお知らせ

夏の学校の発表申し込みと発表内容の要旨締め切りについて、
以下のとおり延長させていただきました。

発表申し込み締め切り
7月30日(金)→8月13日(金)
発表内容の要旨締め切り
8月13日(金)→8月20日(金)

みなさまのご発表・ご参加をお待ちしております。