ヒトゲノム解読から10年あまりを経て、生命科学は社会や文化に対する影響力をますます拡大しています。特に、テイラーメイド製薬や遺伝子治療に代表されるような、ゲノミクスを活用した医療行為や社会保障制度の可能性が大きく開かれたことにより、経済や技術トレンドの新しい趨勢が形成されつつあります。またその中で、人体はゲノム情報のキャリアという新しい資本として捉えられ、人間観にも変化が生じています。
現在STSが科学と社会の関係を考える際も、ポストゲノムの生命科学はその大きな中心のひとつとなっています。ゲノミクスがもたらした科学像の変化、遺伝子情報に関するプライバシーや商品化の問題、生命科学の産業や政治との関わりなど、さまざまな論点が取り上げられています。例えば最近ではRajanの Biocapital (Duke University Press)やCooperによる Life as Surplus (University of Washington Press)といった著作が出版され、話題を呼んでいます。
今回の夏の学校では、ポストゲノム時代のはじまりの10年間を振りかえり、何が問題となるか、また、どういうアプローチが可能かを検討したいと考えています。
開催日:2011年8月26日(金)~8月28日(日)
⇒詳しいプログラムはこちら
開催地:高松センチュリーホテル (http://www.takamatsu-century.com/)
〒760-0020 香川県高松市錦町1-4-19
TEL 087(851)0558
参加費:一泊4,500円(学生), 6,000円(一般)
※食事:朝昼は各自ご用意ください。宿泊施設の近くにコンビニ・食事処(讃岐うどんなど)はあります。夕ご飯は皆で食べに行きます。(予算約2,000円)
※宿泊されない方は参加費1000円を頂きます。
◆ 申込スケジュールなどは、下記の通りとなっております。皆様ふるってご参加ください。
(申し込む方は、発表テーマのタイトルと100から200字程度の要旨を一緒にお送りください。また、とりあえず資料だけほしいという方は、この日までに申込書の「プログラムを送ってください」に丸を付けて送付してください。プログラムができしだい、ご連絡いたします)
(発表テーマのタイトル、当日プログラム用の400字程度の要旨と簡単な自己紹介文をご連絡ください。夏の学校のしおりに掲載させていただきます)
3)参加申込受付締め切り 8月12日(金)
(発表のない方は、この日までにお申し込みください。また、夏の学校のしおりに掲載する簡単な自己紹介文をお送りください)
◆ 申込先(原則として以下の書式をご利用の上、Eメールでお願いします)
STS NETWORK JAPAN事務局 メールアドレス:office@stsnj.org
----- STS NETWORK JAPAN夏の学校参加申し込み-----
STS NETWORK JAPAN 夏の学校2011に (参加します / プログラムを送ってください)*
宿泊日 (8月26日 27日) ※宿泊を希望する日を選択してください
氏名(フリガナ)
性別(男・女)*
連絡先(所属先・自宅・E-mail)*
E-mailアドレス:
所属先:〒
Tel: Fax:
自宅:〒
Tel: Fax:
発表(する・しない)*
発表される方のみ講演題目:
自己紹介文:
*いずれかを選択してください。
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