2011年3月11日の東日本大震災により被害を受けられた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。延期しておりました総会および研究発表会を5月22日(日)に開催することとなりましたので、ご連絡いたします。
みなさまのご参加をお待ちいたしております。
【研究発表会・総会】
日程:2011年5月22日(日)10:00-12:00(研究発表会)、12:00-12:30(総会)13:30~16;30(ワークショップ)
場所:大阪大学中之島センター 講義室3(7F)
*例年は総会に合わせてシンポジウムを開催しておりましたが、現在の状況等を踏まえて、本年度はワークショップを実施することとなりました。詳細は別のメールにてご連絡いたします。なお、シンポジウム企画については時期を改めての開催を予定しております。詳細がきまりましたら、本会報もしくはメーリングリスト、ウェブ(http://blog.stsnj.org/)などでお知らせさせていただきます。
【研究発表会者の募集】
STS Network Japanでは、5月22日(日)に総会、研究発表会を実施するにあたりまして、研究発表会の発表者を募集いたします。研究者、学生、高校教員、実践家などさまざまな立場からの研究発表の申し込みをお待ちしています。
発表を応募される方は4月30日(土)24時までに、STS Network Japanへe-mailまたは郵送により、氏名、発表題目、発表概要(300~400字程度)をお送り下さい。発表題目および概要は、プログラムの作成にあたって利用させていただきます。
なお、科学技術と社会にかかわる幅広いテーマでの研究発表を受け付けますが、テーマが研究会の趣旨と大きく異なる場合には、発表をお断りする場合もありますので、ご了解ください。また、不安をお持ちの場合は、事前にお気軽に事務局までご相談ください。
研究発表の申込先は下記の通りです。なお、質疑応答も含めてお一人あたり30分~40分程度を目安にお考え下さい(申し込み人数によって多少の上下が生じてしまいます。予めご了解の程、よろしくお願いいたします)。
【申し込み先】
e-mail: office@stsnj.org(タイトルを「研究発表会申し込み」として下さい)
FAX: 06-6850-6953
郵便:560-0043 大阪府豊中市待兼山町1-16 大阪大学大学教育実践センター
中村征樹研究室気付 STSNJ研究発表会事務局
"Science, Technology, and Society" Network Japan (STSNJ http://stsnj.org) の最新情報です。
April 06, 2011
January 15, 2011
STS Network Japan 研究会のお知らせ
STS Network Japan 研究会
日時:2011年1月29日(土)14:00~18:00頃
場所:国士舘大学 梅が丘キャンパス34号館4階407
http://www.kokushikan.ac.jp/access/setagaya.html
テーマ「新自由主義とSTS」
Social Studies of Science(vol 40, no. 5, Oct 2010)で"STS and Neoliberal Science"特集が組まれました。
発刊後、NJのメーリングリストでも議論されておりましたが、そもそもSTSと新自由主義の議論はもう10年以上前からNJでは話題になっています。(2000年の夏の学校も「新自由主義」がキーワードでした)
その後、新自由主義についての議論はやや下火になったようですが、逆にいうならば、各人がそれぞれの新自由主義についての考察をここ10年で展開され続けてきたのではないかと思います。
本研究会は、それを紹介・議論する場にしたいと思います。
議論の土台として、SSS特集号をとりあげますが、「SSS特集」とは異なる視点から問題を見るDavid HessらNew Political Sociology of Scienceグループの仕事の検討も行います。
参加者の方の話題提供や情報交換の時間も多めにとりたいと考えております。
参加をされる方は恐れ入りますが、1月22日(土)までに
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
---------------------------
14:00~16:00(討議時間を含む)
「Social Studies of Science "STS and Neoliberal Science"特集を読む」
文献:
Social Studies of Science(vol 40, no. 5, Oct 2010)
16:15~17:00
「社会構成主義とSTSと社会運動:もうひとつの読み方」
(木原英逸)
文献:
17:15~18:00 総合討議
18:00~ 懇親会
日時:2011年1月29日(土)14:00~18:00頃
場所:国士舘大学 梅が丘キャンパス34号館4階407
http://www.kokushikan.ac.jp/access/setagaya.html
テーマ「新自由主義とSTS」
Social Studies of Science(vol 40, no. 5, Oct 2010)で"STS and Neoliberal Science"特集が組まれました。
発刊後、NJのメーリングリストでも議論されておりましたが、そもそもSTSと新自由主義の議論はもう10年以上前からNJでは話題になっています。(2000年の夏の学校も「新自由主義」がキーワードでした)
その後、新自由主義についての議論はやや下火になったようですが、逆にいうならば、各人がそれぞれの新自由主義についての考察をここ10年で展開され続けてきたのではないかと思います。
本研究会は、それを紹介・議論する場にしたいと思います。
議論の土台として、SSS特集号をとりあげますが、「SSS特集」とは異なる視点から問題を見るDavid HessらNew Political Sociology of Scienceグループの仕事の検討も行います。
参加者の方の話題提供や情報交換の時間も多めにとりたいと考えております。
参加をされる方は恐れ入りますが、1月22日(土)までに
- お名前
- ご所属
- 懇親会参加の有無
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
---------------------------
14:00~16:00(討議時間を含む)
「Social Studies of Science "STS and Neoliberal Science"特集を読む」
文献:
Social Studies of Science(vol 40, no. 5, Oct 2010)
- Rebecca Lave, Philip Mirowski, and Samuel Randalls
"Introduction: STS and Neoliberal Science" - Rebecca Lave, Martin Doyle, and Morgan Robertson
"Privatizing stream restoration in the US" - Samuel Randalls
"Weather profits: Weather derivatives and the commercialization of meteorology" - Christopher J. Lawless andRobin Williams
"Helping with inquiries or helping with profits? The trials and tribulations of a technology of forensic reasoning" - James A. Evans
"Industry collaboration, scientific sharing, and the dissemination of knowledge"
16:15~17:00
「社会構成主義とSTSと社会運動:もうひとつの読み方」
(木原英逸)
文献:
- Kelly Moore, et.al., "Science and neoliberal globalization: A political sociological approach," 2010. http://www.davidjhess.org/SciNeolGlobaliz.pdf
- 中河伸俊『社会問題の社会学』1999,1章
- 大畑裕嗣ほか編『社会運動の社会学』2004,4,9章
17:15~18:00 総合討議
18:00~ 懇親会
August 19, 2010
STS Network Japan Workshopのお知らせ
STS Network Japan Workshop
"Free discussion space for Young STSers -Contents/contexts of East Asian STS"
過去20年の間に、STS研究は日本を始めとするアジア各国で広まりを見せてきました。その後、近年では、2007年の東アジア圏における国際ジャーナルの創刊を始め国際的な協働の要請とともに、そしてアジアのSTSのコンテンツと文脈の把握、そして独自の展開といった事項への注目が高まりつつあります。そのような背景において、「アジアにおけるSTSとは?」、「アジアにはどのようなSTS研究があるのか?」、「欧米などにおける従来のSTSとの共通点・相違点はどのようなものか?」などの問いは重要な意味を持つと考えられます。今回のワークショップでは、3名からの話題提供を通じて、そのような問いについて議論を深めていければと考えております。その過程において、これまでのSTSの理論的枠組みやアプローチとアジアにおけるSTS的課題との関係性についての議論を深めることができれば幸いです。また国を超えた、特に若手のSTS関係者の間でのネットワーク形成に寄与できればと考えております。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
日時: 8月28日(土) 16:30~18:00
場所: 東京大学駒場キャンパス5号館524教室
<話題提供者>
Ryuma Shineha
"STS issues in Global/Asian contexts: Comparison of topics in STS journals"
Tsaiyen Han
"STS in Taiwan, East Asia, and the world: center-periphery issues"
So Yeon Leem
"(EA)STS Confronts "Gendered Technology": How to Analyze Plastic Surgery Culture in Korea"
"Free discussion space for Young STSers -Contents/contexts of East Asian STS"
過去20年の間に、STS研究は日本を始めとするアジア各国で広まりを見せてきました。その後、近年では、2007年の東アジア圏における国際ジャーナルの創刊を始め国際的な協働の要請とともに、そしてアジアのSTSのコンテンツと文脈の把握、そして独自の展開といった事項への注目が高まりつつあります。そのような背景において、「アジアにおけるSTSとは?」、「アジアにはどのようなSTS研究があるのか?」、「欧米などにおける従来のSTSとの共通点・相違点はどのようなものか?」などの問いは重要な意味を持つと考えられます。今回のワークショップでは、3名からの話題提供を通じて、そのような問いについて議論を深めていければと考えております。その過程において、これまでのSTSの理論的枠組みやアプローチとアジアにおけるSTS的課題との関係性についての議論を深めることができれば幸いです。また国を超えた、特に若手のSTS関係者の間でのネットワーク形成に寄与できればと考えております。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
日時: 8月28日(土) 16:30~18:00
場所: 東京大学駒場キャンパス5号館524教室
<話題提供者>
Ryuma Shineha
"STS issues in Global/Asian contexts: Comparison of topics in STS journals"
Tsaiyen Han
"STS in Taiwan, East Asia, and the world: center-periphery issues"
So Yeon Leem
"(EA)STS Confronts "Gendered Technology": How to Analyze Plastic Surgery Culture in Korea"
August 11, 2010
STSNJ夏の学校シンポジウム「STSと創作」
今年の夏の学校では、ポピュラーサイエンスを考えるために、「STSと創作」をテーマにシンポジウムを開催することになりました。
シンポジウムの詳細が決まりましたので、お知らせいたします。
* * * * * *
STSNJ夏の学校シンポジウム「STSと創作」
2010年9月19日(日)14:30~18:00(予定)
総合研究大学院大学葉山キャンパス
講演:
伊藤憲二(科学史家)
「科学論と物語:STS研究は事実と想像物をどうあつかうか」
八代嘉美(幹細胞生物学研究家)
「フィクションは生命科学をどう描いてきたか」
東浩紀(作家・批評家)
「『クォンタム・ファミリーズ』の二つの可能世界」
瀬名秀明(作家)
「私は科学の小説を書き続けることで、人生で何を失い、何を得たのか」
司会:中尾麻伊香(夏の学校代表)
シンポジウムの詳細が決まりましたので、お知らせいたします。
* * * * * *
STSNJ夏の学校シンポジウム「STSと創作」
2010年9月19日(日)14:30~18:00(予定)
総合研究大学院大学葉山キャンパス
講演:
伊藤憲二(科学史家)
「科学論と物語:STS研究は事実と想像物をどうあつかうか」
八代嘉美(幹細胞生物学研究家)
「フィクションは生命科学をどう描いてきたか」
東浩紀(作家・批評家)
「『クォンタム・ファミリーズ』の二つの可能世界」
瀬名秀明(作家)
「私は科学の小説を書き続けることで、人生で何を失い、何を得たのか」
司会:中尾麻伊香(夏の学校代表)
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