研究会「健康に向けたコミュニケーション方法を探る」
自分の暮らしと、健康・病気の関係を考えるきっかけとなる場が、いま、街のあちこちに生まれています。生活と知識を結びつけて考えるきっかけに出会うことで、人々の生活はどのように変わる、あるいは変わることが期待されているのでしょうか。
本研究会では、人々が健康に向けた新しい知識に出会い、これまでの経験を踏まえて考える場を提供する試みとして、対話を通して健康・医療を考えるみんくるカフェ、そしてゲーミフィケーションを通じて自分の生活態度の理解促進を目指す「ネゴシエート・バトル:生活習慣病対策ゲーム」(通称ネゴバト)を取り上げ、狙いと効果、利用可能性と限界についてお話し頂きます。
1.概要:
日時:2016年1月26日 午後1時~15時45分(12時50分開場)
場所:京都大学品川オフィス 会議室3
費用:無料
参加資格:関心をお持ちの方ならどなたでもご参加頂けます
申込み:対話やゲームをご体験頂くため、事前にお申し込みください。
2.当日の流れ:
13:00 趣旨説明 東島仁(山口大学)
13:03 ゲームを用いたコミュニケーション「ネゴバト」について
江間有沙さん(市民科学研究室/東京大学)
13:30 ネゴバト体験!
休憩
14:20 カフェ型コミュニケーション「みんくるカフェ」について
孫大輔さん(みんくるプロデュース代表/東京大学医学部講師)
14:45 みんくるカフェ体験!
15:25 総合討論
指定質問者 川上雅弘氏(大阪教育大学)
15: 45 終了
*ご参考
ネゴバト:http://negobato.hotcom-web.com/wordpress/
みんくるプロデュース:http://www.mincle-produce.net/
*本イベントは、STS Network Japan(http://stsnj.org/)の企画の一環として、科学研究費「ゲノム解析の革新に対応した患者中心主義ELSI の構築」(代表者:武藤香織)の支援および市民科学研究室(http://www.csij.org/)の後援を受けて開催します。
"Science, Technology, and Society" Network Japan (STSNJ http://stsnj.org) の最新情報です。
December 19, 2015
研究会のお知らせ
研究会「Responsible Research & Innovationを考える」
科学技術と社会の関係は大きな変容を迎えています。これまでの歴史において、そしてこれからの未来の中で、研究者や政策決定者、市民や患者は、どのように位置づけられ、どのような動きを作り出し、そしてどのような流れの中におかれるのでしょうか。本研究会では、ドイツとイギリスを中心とする欧州のこれまでとこれからについて、STS的観点から、見上公一氏と吉澤剛氏のお二人に語って頂きます。
日時: 12月28日(月)15時~18時
場所: 東京大学駒場キャンパス15号館1階104講義室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_14_j.html
参加費:無料
対象:関心をお持ちの方なら、どなたでもご参加頂けます
当日の流れ:
15時00分 趣旨説明
15時05分 吉澤剛さん(大阪大学)
「《未来する》忙しさ--先見と責任の罠」
※質疑応答10分
16時15分 見上公一さん(University of Edinburgh)
「稀少疾患コミュニティを事例に」
※質疑応答10分
17時25分 総合討論
18時00分 終了
主催:
STS Network Japan
科学研究費「現代日本の生命医科学における疾患当事者の研究参画の研究」(東島仁)
後援:「生のガバナンス」研究会
科学技術と社会の関係は大きな変容を迎えています。これまでの歴史において、そしてこれからの未来の中で、研究者や政策決定者、市民や患者は、どのように位置づけられ、どのような動きを作り出し、そしてどのような流れの中におかれるのでしょうか。本研究会では、ドイツとイギリスを中心とする欧州のこれまでとこれからについて、STS的観点から、見上公一氏と吉澤剛氏のお二人に語って頂きます。
日時: 12月28日(月)15時~18時
場所: 東京大学駒場キャンパス15号館1階104講義室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_14_j.html
参加費:無料
対象:関心をお持ちの方なら、どなたでもご参加頂けます
当日の流れ:
15時00分 趣旨説明
15時05分 吉澤剛さん(大阪大学)
「《未来する》忙しさ--先見と責任の罠」
※質疑応答10分
16時15分 見上公一さん(University of Edinburgh)
「稀少疾患コミュニティを事例に」
※質疑応答10分
17時25分 総合討論
18時00分 終了
主催:
STS Network Japan
科学研究費「現代日本の生命医科学における疾患当事者の研究参画の研究」(東島仁)
後援:「生のガバナンス」研究会
September 06, 2015
夏の学校 2015プログラムが決定しました
STS Network Japan 夏の学校 2015「変容する世界像:科学・社会・芸術の脱魔術化と再魔術化」
・概要
・プログラム
1日目:9月13日(日)
*夏の学校開始前に,13時から14時まで,STS Network Japan 総会(会員のみ参加)を行います*
個別発表(司会:丸山善宏・菅原裕輝)
2日目:9月14日(月)
個別発表(司会:丸山善宏・菅原裕輝)
「変容する世界像」シンポジウム(司会:丸山善宏・菅原裕輝)
3日目:9月15日(火)
個別発表(司会:丸山善宏)
「数学と物理の哲学」ワークショップ (司会:丸山善宏)
*申し込みページ*
以下のリンク先(Google Form)より入力をお願いします。
http://goo.gl/forms/F5O2pYJxFH
*連絡先*
ご不明な点やご要望があれば下記問い合わせ先までメールでお問い合わせください。
stsnj.summer■gmail.com
(■を@に置き換えて下さい)
・概要
- 日時:9月13日(日)〜15日(火)
- 場所:京都大学文学部新館地下1階大会議室
- 定員:50名
- 対象:近現代における科学と社会を包摂するグローバルな世界像の転換(近代化論や世界像制作の方法・理論)に興味を持つ学生・研究者、また一般にSTSに関心のある学生・研究者(STS Network Japan会員の必要なし)。
- 申し込み期間:7月1日(水)〜9月12日(土)
- 参加費:無料
- 実行委員:丸山善宏(京都大学白眉センター・文学研究科/Oxford大学数理・物理・生命科学部)
- 後援:科学史学会・普及委員会
・プログラム
1日目:9月13日(日)
*夏の学校開始前に,13時から14時まで,STS Network Japan 総会(会員のみ参加)を行います*
個別発表(司会:丸山善宏・菅原裕輝)
- 14:00 - 14:10 丸山善宏(京都大学白眉センター・文学研究科)「趣旨説明」
- 14:10 - 14:50 菅原裕輝(国立循環器病研究センター)「統一的世界像の制作:脳神経科学の脱魔術化と再魔術化」
- 14:50 - 15:30 小山俊士(早稲田大学人間科学学術院)「コンピュータによる図形認識と高エネルギー物理学」
- 15:40 - 16:20 坪井あや(東京大学Kavli IPMU)「失われた領域を求めてー基礎科学(数学・理論物理)x Art x 哲学」
- 16:20 - 17:00 岡本哲明(東北大学)「『安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会』を支えた専門知識の分析」
- 17:10 - 18:40 STSラウンドテーブル
*
2日目:9月14日(月)
個別発表(司会:丸山善宏・菅原裕輝)
- 10:00 - 10:30 Kyle Thompson(京都大学文学研究科)"Planning and Uncertainty: An Ambiguity of Modernity?"
- 10:30 - 11:10 樋口敏広(京都大学白眉センター・法学研究科)「『人類の時代』における『地域性』」
「変容する世界像」シンポジウム(司会:丸山善宏・菅原裕輝)
- 13:00 - 13:10 丸山善宏(京都大学白眉センター・文学研究科)「趣旨説明」
- 13:10 - 14:10 林晋(京都大学文学研究科)「『文化史としての科学史・技術史』を通してみる近代化とモダニズム」
- 14:20 - 15:00 丸山善宏(京都大学白眉センター・文学研究科)「変容する世界像:科学・社会・芸術の近代化論」
- 15:10 - 18:10 パネル:平川秀幸(大阪大学)、平川紀道(現代アーティスト)、樋口敏広(京都大学白眉センター・法学研究科)
※浅田彰先生は諸事情により欠席することになりました
*
3日目:9月15日(火)
個別発表(司会:丸山善宏)
- 10:00 - 10:40 藤吉隆雄(北海道大学理学研究院)「少年マンガに見る科学者像の変容:少年サンデーと少年マガジンの50年を通じて」
- 10:40 - 11:20 伴睦久(京都大学総合生存学館)「社会技術としての規範科学試論:認識論的制度設計理論から見た魔術化のあり方」
「数学と物理の哲学」ワークショップ (司会:丸山善宏)
- 13:00 - 14:00 浦本武雄(京都大学数理解析研究所)「正規言語の代数的研究の近年の進展について」
- 14:00 - 14:40 高三和晃(京都大学理学研究科)「現代物理学における『左』と『右』」
- 14:50 - 15:50 森田紘平(京都大学文学研究科)「構造主義的世界像:哲学・数学・物理学」
- 16:00 - 17:30 PoMPラウンドテーブル
*申し込みページ*
以下のリンク先(Google Form)より入力をお願いします。
http://goo.gl/forms/F5O2pYJxFH
*連絡先*
ご不明な点やご要望があれば下記問い合わせ先までメールでお問い合わせください。
stsnj.summer■gmail.com
(■を@に置き換えて下さい)
July 01, 2015
【日程変更】STS Network Japan 夏の学校 2015 開催のお知らせ
テーマ:変容する世界像:科学・社会・芸術の脱魔術化と再魔術化
日時:9月13日(日)~15日(火)
場所:京都大学(より詳細な場所は後日告知)
定員:50名
対象:近現代における科学と社会を包摂するグローバルな世界像の転換(近代化論や世界像制作の方法・理論)に興味を持つ学生・研究者、また一般にSTSに関心のある学生・研究者(STS Network Japan会員の必要なし)。
申し込み期間:7月1日(水)~9月12日(土)
参加費:無料
実行委員:丸山善宏(京都大学白眉センター・文学研究科/Oxford大学数理・物理・生命科学部)
後援:日本科学史学会・普及委員会
・研究発表受付
一般発表を募集中です。STS系の研究は勿論、今回は特に科学・社会・芸術のいずれか或はそれらの連関に関する歴史学的・社会学的・哲学的研究の発表・話題提供を広く募集しております。ご発表して頂ける方は下記の情報
1. 発表のタイトル
2. 400字程度の要旨
3. 簡単な自己紹介文
をご用意いただき、9月までに下記の連絡先までご連絡下さい(内容が未確定の場合ひとまず講演希望の旨の連絡のみでも結構です)。一般発表の発表時間は発表者の数によって変動しますが、それぞれ30分間は確保する予定です。
なおシンポジウムは下記の趣旨文に沿った内容で開催しますが、一般発表についてはより広く科学と社会・芸術の関わりについてのことでしたら何でも歓迎ですのでご自由にお話いただいて大丈夫です。
・趣旨文
今回のテーマは「変容する世界像:科学・社会・芸術の脱魔術化と再魔術化」というもので、科学と技術の近代化/現代化によるグローバルな世界像の変容というものを、単に科学や技術の領域に留まらず、社会や芸術までをも含む総体としてのこの世界全体の問題として捉えたい、という眼目の下に企画されています。ウェーバーは世界の「脱魔術化」という形で近代性というものを捉えようとしましたが、そのような傾向は単に一般社会の近代化だけではなく、例えば数学の近代化にも当てはまるという議論が存在します。またカッシーラーの、「実体概念」から「関数概念」への重点のシフトという、近代の変革期の只中における科学認識の変容もまた、「関数概念化」という形で近代性というものの一つの特質を捉えているように思われます(そして数学や物理学の近代化と芸術の近代化の間には「関数概念化」という点において平行関係が存在するという考えが或は可能かもしれません)。さらに近年では、脱魔術化の反動/揺り戻しとしての、社会や科学の「再魔術化」ということが盛んに問題とされるようになってきています。そういった世界観形成の最新理論までをも考慮した上で、近代以後の世界の変容を捉えるための統合的視座を追求し、現代において可能なグローバルな世界像の在り方を探ってゆくことで、この現在でも変容し続ける捉え所の無い世界の不確かな将来を、人類が統合的な世界認識を失うことなく生きてゆくための礎としたいと考えています。
・招待講演/パネリスト
現段階では、シンポジウムの講演者として、林晋教授(京都大学文学研究科)、シンポジウムのパネリストとして、浅田彰教授(京都造形芸術大学)、平川紀道氏(現代アーティスト)、を予定しています(なお現在企画中のため今後追加変更等の可能性があります)。
・タイムテーブル
タイムテーブルの詳細は近日公開予定です。
夏の学校の開催前に2014年度のSTS Network Japan総会を催します。
一日目12時30分から一時間ほど開く予定です。会員以外の方は総会終了後からの参加になります。
・注意事項
*懇親会費:一日目および二日目ともに、学生2000円、一般4000円を予定(多少変動する可能性あり)
*宿泊先:参加者が各自用意
*途中参加・途中退席可能
・連絡先
ご不明な点やご要望があれば下記問い合わせ先までメールでお問い合わせください。
stsnj.summer■gmail.com
(■を@に置き換えて下さい)
・申し込みページ
以下のリンク先(Google Form)より入力をお願いします。
http://goo.gl/forms/F5O2pYJxFH
日時:9月13日(日)~15日(火)
場所:京都大学(より詳細な場所は後日告知)
定員:50名
対象:近現代における科学と社会を包摂するグローバルな世界像の転換(近代化論や世界像制作の方法・理論)に興味を持つ学生・研究者、また一般にSTSに関心のある学生・研究者(STS Network Japan会員の必要なし)。
申し込み期間:7月1日(水)~9月12日(土)
参加費:無料
実行委員:丸山善宏(京都大学白眉センター・文学研究科/Oxford大学数理・物理・生命科学部)
後援:日本科学史学会・普及委員会
・研究発表受付
一般発表を募集中です。STS系の研究は勿論、今回は特に科学・社会・芸術のいずれか或はそれらの連関に関する歴史学的・社会学的・哲学的研究の発表・話題提供を広く募集しております。ご発表して頂ける方は下記の情報
1. 発表のタイトル
2. 400字程度の要旨
3. 簡単な自己紹介文
をご用意いただき、9月までに下記の連絡先までご連絡下さい(内容が未確定の場合ひとまず講演希望の旨の連絡のみでも結構です)。一般発表の発表時間は発表者の数によって変動しますが、それぞれ30分間は確保する予定です。
なおシンポジウムは下記の趣旨文に沿った内容で開催しますが、一般発表についてはより広く科学と社会・芸術の関わりについてのことでしたら何でも歓迎ですのでご自由にお話いただいて大丈夫です。
・趣旨文
今回のテーマは「変容する世界像:科学・社会・芸術の脱魔術化と再魔術化」というもので、科学と技術の近代化/現代化によるグローバルな世界像の変容というものを、単に科学や技術の領域に留まらず、社会や芸術までをも含む総体としてのこの世界全体の問題として捉えたい、という眼目の下に企画されています。ウェーバーは世界の「脱魔術化」という形で近代性というものを捉えようとしましたが、そのような傾向は単に一般社会の近代化だけではなく、例えば数学の近代化にも当てはまるという議論が存在します。またカッシーラーの、「実体概念」から「関数概念」への重点のシフトという、近代の変革期の只中における科学認識の変容もまた、「関数概念化」という形で近代性というものの一つの特質を捉えているように思われます(そして数学や物理学の近代化と芸術の近代化の間には「関数概念化」という点において平行関係が存在するという考えが或は可能かもしれません)。さらに近年では、脱魔術化の反動/揺り戻しとしての、社会や科学の「再魔術化」ということが盛んに問題とされるようになってきています。そういった世界観形成の最新理論までをも考慮した上で、近代以後の世界の変容を捉えるための統合的視座を追求し、現代において可能なグローバルな世界像の在り方を探ってゆくことで、この現在でも変容し続ける捉え所の無い世界の不確かな将来を、人類が統合的な世界認識を失うことなく生きてゆくための礎としたいと考えています。
・招待講演/パネリスト
現段階では、シンポジウムの講演者として、林晋教授(京都大学文学研究科)、シンポジウムのパネリストとして、浅田彰教授(京都造形芸術大学)、平川紀道氏(現代アーティスト)、を予定しています(なお現在企画中のため今後追加変更等の可能性があります)。
・タイムテーブル
タイムテーブルの詳細は近日公開予定です。
夏の学校の開催前に2014年度のSTS Network Japan総会を催します。
一日目12時30分から一時間ほど開く予定です。会員以外の方は総会終了後からの参加になります。
・注意事項
*懇親会費:一日目および二日目ともに、学生2000円、一般4000円を予定(多少変動する可能性あり)
*宿泊先:参加者が各自用意
*途中参加・途中退席可能
・連絡先
ご不明な点やご要望があれば下記問い合わせ先までメールでお問い合わせください。
stsnj.summer■gmail.com
(■を@に置き換えて下さい)
・申し込みページ
以下のリンク先(Google Form)より入力をお願いします。
http://goo.gl/forms/F5O2pYJxFH
June 25, 2015
総会とシンポジウムの予定
2014年度末の総会は2015年の夏の学校と同日開催することに決定いたしました。
詳細や参加申込につきましては、6月中にお知らせできる予定です。
また、春のシンポジウム用に企画していたものは、秋~冬頃に開催する予定です。
ご迷惑をおかけしておりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
詳細や参加申込につきましては、6月中にお知らせできる予定です。
また、春のシンポジウム用に企画していたものは、秋~冬頃に開催する予定です。
ご迷惑をおかけしておりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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