December 19, 2015

研究会のお知らせ

研究会「健康に向けたコミュニケーション方法を探る」

自分の暮らしと、健康・病気の関係を考えるきっかけとなる場が、いま、街のあちこちに生まれています。生活と知識を結びつけて考えるきっかけに出会うことで、人々の生活はどのように変わる、あるいは変わることが期待されているのでしょうか。

本研究会では、人々が健康に向けた新しい知識に出会い、これまでの経験を踏まえて考える場を提供する試みとして、対話を通して健康・医療を考えるみんくるカフェ、そしてゲーミフィケーションを通じて自分の生活態度の理解促進を目指す「ネゴシエート・バトル:生活習慣病対策ゲーム」(通称ネゴバト)を取り上げ、狙いと効果、利用可能性と限界についてお話し頂きます。

1.概要:
日時:2016年1月26日 午後1時~15時45分(12時50分開場)
場所:京都大学品川オフィス 会議室3
費用:無料
参加資格:関心をお持ちの方ならどなたでもご参加頂けます
申込み:対話やゲームをご体験頂くため、事前にお申し込みください。

2.当日の流れ:
13:00 趣旨説明 東島仁(山口大学)
13:03 ゲームを用いたコミュニケーション「ネゴバト」について
     江間有沙さん(市民科学研究室/東京大学)
13:30 ネゴバト体験!
休憩
14:20 カフェ型コミュニケーション「みんくるカフェ」について
     孫大輔さん(みんくるプロデュース代表/東京大学医学部講師)
14:45 みんくるカフェ体験!
15:25 総合討論
     指定質問者 川上雅弘氏(大阪教育大学)
15: 45 終了

*ご参考
ネゴバト:http://negobato.hotcom-web.com/wordpress/
みんくるプロデュース:http://www.mincle-produce.net/

*本イベントは、STS Network Japan(http://stsnj.org/)の企画の一環として、科学研究費「ゲノム解析の革新に対応した患者中心主義ELSI の構築」(代表者:武藤香織)の支援および市民科学研究室(http://www.csij.org/)の後援を受けて開催します。

研究会のお知らせ

研究会「Responsible Research & Innovationを考える」

科学技術と社会の関係は大きな変容を迎えています。これまでの歴史において、そしてこれからの未来の中で、研究者や政策決定者、市民や患者は、どのように位置づけられ、どのような動きを作り出し、そしてどのような流れの中におかれるのでしょうか。本研究会では、ドイツとイギリスを中心とする欧州のこれまでとこれからについて、STS的観点から、見上公一氏と吉澤剛氏のお二人に語って頂きます。

日時: 12月28日(月)15時~18時
場所: 東京大学駒場キャンパス15号館1階104講義室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_14_j.html

参加費:無料
対象:関心をお持ちの方なら、どなたでもご参加頂けます

当日の流れ:

15時00分 趣旨説明
15時05分 吉澤剛さん(大阪大学)
      「《未来する》忙しさ--先見と責任の罠」
※質疑応答10分

16時15分 見上公一さん(University of Edinburgh)
      「稀少疾患コミュニティを事例に」
※質疑応答10分

17時25分 総合討論
18時00分 終了

主催:
STS Network Japan
科学研究費「現代日本の生命医科学における疾患当事者の研究参画の研究」(東島仁)

後援:「生のガバナンス」研究会